玄米の焼きおにぎり
「江戸患い」という言葉を聞いた事はありますか。
江戸時代に貧しくて白米を食べられなかった地方武士が参勤交代で江戸にやってきて、白米をたくさん食べ続けたため脚気(かっけ)になってしまったというものです。
脚気とはビタミン欠乏症の一つです。玄米、雑穀と違い白米は真っ白できれいなので、銀しゃりと言って喜んで食べたそうです。
きちんと副菜をとればいいのですが、白米ばかりを食べていたために栄養バランスが崩れて病気になったのです。地方に戻り玄米、雑穀を食べて治ったそうです。
レシピ
【材料・2人分】
玄米・・・・1合
白米・・・・0.5合
かつおぶし・10g
ちりめん・・20g
大葉・・・・3枚
わさび菜・・10g
しょうゆ・・適量
【作り方】
1)玄米、白米を混ぜ洗米をしてから浸水させます。
2)大葉は千切りにします。
3)わさび菜は洗ってから、食べやすい大きさに切ります。
4)炊飯器の玄米モードで炊きます。
5)炊きあがったら、2)、ちりめん、かつおぶしをまぜます。
6)お好みの形、大きさににぎります。
7)熱したフライパンに6)を入れて焼きます。
8)こげめがついたらはけでしょうゆをぬります。裏面も同様にします。
9)器にわさび菜をひき8)を盛りつけて完成です。
追記
おにぎりにしょうゆをぬる際、従来のはけではなくシリコンはけ(100均で購入)を使うと効率よくぬる事が出来ます。ぜひ試してみて下さい。