「リバウンド」を正しく理解してしっかり予防対策しよう!
ダイエットで痩せるはずが…
ダイエットの目的は痩せること。それなのに、ダイエットを辞めた途端リバウンドによってダイエットを始める前より太ってしまった経験、ありませんか?
ダイエットをしても痩せないどころか、逆に太ってしまうという恐ろしい「リバウンド」。
そもそもリバウンドはどうして起こるのでしょうか。そのメカニズムを正しく理解して、リバウンドをしないダイエットを目指しましょう!
関係しているのは「ホメオスタシス」と「レプチン」
リバウンドに深く関係していると言われるのが「ホメオスタシス」と「レプチン」です。
「ホメオスタシス」とは、少ないエネルギーでも体を維持するための機能の名前で、「レプチン」とは満腹感を得るために必要な物質です。
ダイエットによって摂取エネルギーが少なくなると、この「ホメオスタシス」が働きだし、「レプチン」の分泌は低下します。
この状態でダイエットをやめてしまうと、摂取カロリーはダイエット前と同じでも「ホメオスタシス」の働きによってエネルギーが余分になってしまうので、余ったエネルギーが脂肪になってしまいます。
また、「レプチン」の低下によって満腹感を感じにくくなっているので、食べる量も以前より増えやすくなってしまうというわけです。
リバウンドをしにくいダイエットを選ぼう!
このように、摂取カロリーを減らすダイエットはリバウンドの可能性が高くなってしまいます。短期間で急激に摂取カロリーを減らすようなダイエットは特に避けましょう。
食事制限をする場合は、長期的に続けられるような低めのハードルを設けて、賢くリバウンドを回避しましょう!